あなたの基盤を気持ち良く、確かなものに。
2023年3月22日の午前2時23分、牡羊座で新月となります。
太陽は3月21日の朝、牡羊座に入宮(牡羊座の入り口=春分点です)。占星術において春分点は1年の始まり。雑誌の星占いなどでも、牡羊座が1番最初に書かれるのはそういう理由なのです。
春分の日=年の始めと決めたのは古代バビロニア(現在のイラク辺りにあった国)です。約4000年前、すでに現在へと続く星座や惑星の概念ができていたと思うと、ロマンを感じますね。ちなみに実際の春分点は少しずつ移動していて、ここ2000年くらいは魚座にあったのですが、今は水瓶座に移行中だそう。(つまり古代バビロニアの伝統に従う占星術と、本当の星空における位置にはズレがあるのです。)
そんな太陽に寄り添う形の、春分翌日にあたる3月22日未明の新月です。今年の春は、あなたの足元にあたる部分が大切です。暮らしの基盤となっているものや、家族との時間などに意識を向けてみてください。お部屋の模様替えをするのも良し。
あなたが理想だと思える形に近づいていくために、スケジュール案を作ってみて。あなたの知性をフル活用しましょう。その中から、新たに挑戦してみたいことが見えてくるかもしれません。家族もきっと応援してくれるでしょう。
3月末に学校や職場が変わる。新しい人との付き合いが始まる。そういった環境の変化がある人も多いだろうと思います。自分をどんな人だと思ってほしいのか、どんな態度をあなたらしいと定義するのか迷いがちかもしれません。あれこれ試行錯誤して、よけいに迷走してしまう可能性も。
その迷いは太陽(あなたの本質)や月(あなたの感情)を揺さぶりそうですが、心配しないで。あなたは冷静に戦略を立てて、迷いを飛躍へと変えていくことができるはず。気分転換として、一人きりのレジャーを楽しんでみましょう。お買い物をする場合は、人の意見より自分の好み・自分の感性を信じて。
「頑張らないと!」と意気込んで、ぐったり疲れるほど頑張ってしまう傾向が強まります。余裕の無さは、周囲との衝突につながる可能性も。ほどほどに楽しみながら、周りの人と交流してみてください。
人と打ち解けるのに時間がかかると感じても、焦らずゆっくりで大丈夫です。別の道へと進んでいく友人・知人のことが忘れられず、「あの頃に帰りたいなぁ」と思う人もいるかもしれません。それは普通の事です。時間とともに気持ちが整理されていくので、どうか悩まないで。