新天地に飛び出していきたくなるが、準備は念入りに。
2023年6月18日の午後1時37分、双子座で新月となります。
「自分に自信が持てるなら、どこへ行っても通用するはずだ」という風潮が高まりそうな時期。これまでに厳しい環境を乗り越えてきたからこそ、手に入れた“自分の軸”が揺らぐはずはない、と思えるのです。
新月はそんな太陽の意志を飲み込んでイケイケモードな気分を生み出し、さらなる精神的成長を求めて外へと飛び出していく人達の背中を押します。また、この時期のコミュニケーションは個人主義の色が強く、押さえつけられて納得できずにいたことや、「不当な扱いだ」と悶々としていたことなどが、自己主張となって表に出てきやすいでしょう。
「退路を断って前進あるのみ!」と思いがちですが、お仕事や社会的な役割に関わることに対しては、慎重さも必要な様子です。理想を追い求めすぎる傾向も出てきやすいので、地に足のついたチャレンジとなっているかをよく確認して。みんなを先導する旗振り役を買って出ても、予想していたより周りの腰が重く、温度差に「あれっ?」となりそう。
過去の学びを生かして、あらかじめリスクを予測した上で周到に準備しておくことが幸運に繋がります。たとえ準備したものがムダになったとしても、何もしなかったよりは良い結果となるでしょう。先人の知恵と言えるものの中から、思わぬひらめきが生まれてくる可能性もあります。
困った時はゼロから答えを探そうとせず、伝統的なやり方やすでに知見があるものを活かした方が良さそうです。古いものへの反発心から、こういったものを避けようとする時期でもあるので、幸運のヒントを見落とさないよう注意してください。
いきなり新天地へと飛び出すのではなく、まずは仲間内で自分のアピールポイントとなるものを探ってみるのも良さそうです。楽しく交流しながら、社交的な場でのふるまいを練習しましょう。ただし、核心に迫るようなこと(あなたの胸に秘めた考え)は言わない方が吉。革新的で独立した考えを、周囲は受け入れられずに困惑してしまうでしょう。
とはいえ、仲間同士の連帯感が損なわれるわけではありません。あなたを認めてくれる人達の存在や、表裏のない助け合いの心から生まれる温かな関係性は、あなたを動かすパワーとなります。「協力し合うべき」「ボランティアで人を助けるべき」といった強制ではなく、あくまで自然体で手を差し伸べることに価値があるのです。