2024年2月24日は『乙女座の満月』

満月のメッセージ

大きな動きはせず、のんびりと日常を満喫して。

2024年2月24日の午後9時31分、乙女座で満月となります。今回の満月は、2024年で最も小さい(地球との距離が遠い)満月、通称『ミニマムムーン(もしくはマイクロムーン)』です。24日の夕方、東の空に昇ってくる月の大きさをチェックしてみてください。

世間の中心的な流れからは少し距離を置いて、ささやかな日常の中で遊ぶことを楽しみたい時期。大きな決断はしない方が良さそうです。しかしながら、あなた自身は今がそんな時期だということに気づきにくいでしょう。魚座にある太陽は、なまじ世間が求めていることを敏感に感じ取って、それに沿うことに価値を見つけさせたり、“世の中の役に立っている自分”にこそプライドを持てると思わせたりしそうです。

太陽の近くには水星と土星が位置しています。水星は「これは大事なことなんだ!」とあなたが思うことに対してせっせと処理能力を発揮しますが、他の価値観を持つ人から否定的なことを言われたり、大雑把な人の発言によって状況をかき回されたりする可能性もあります。そのような体験は、むしろあなたにとっての優先事項を確かなものにし、あなたの理想を具体的な形に落とし込んでいくかもしれません。
土星の方は、お仕事などの場であなたに警戒心を抱かせそうです。自分の威厳を保つためには、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出して、有利な立場でいる(あるいは人に認められる)ための自己イメージを作り上げなければならないという考えが浮かびやすいでしょう。そして、そのイメージを崩されそうになると抵抗を感じます。しかし実際はこだわるほどのものではなかったりするので、さっと切り替えて先へ進むことを意識してください。

気づきにくい月の作用を忘れずにいるためには、「楽しいことをしたい。個人的な満足感が欲しい」というあなたの気持ちに素直でいることです。あなたは人に期待される役割をきちんと果たしているのですから、ご自分の好きなことにも時間を割いて良いのです。
「こんなことしている場合ではないんじゃない?」と後ろめたいような感覚を抱いたとしても大丈夫。あなたが思うほどには、周囲はあなたのことを見ていませんから、「悪目立ちするかも…?」といった恐れは持たなくてOK。

趣味の領域では、習い事の師弟関係やサークル仲間とのしがらみなどから解き放たれて、1人で楽しみたい気持ちが強くなるかも。事前にみっちり計画を立てたり、何かの役柄になりきったりするようなレジャーにも熱中しそうです。
恋のお相手を探している場合は、共通の知り合いがいない人に目が行きがち。お互いの出身地やどこで働いているかなども気にしない傾向にあるでしょう。ただし、恋する気持ちに駆られて飛び込んでいくというよりは、心の奥では意外と先のことを見据えていて、「この人となら結婚できそうか?」など冷静に考えていそう。ただ、冒頭に記載したとおり大きな決断は避けるべき時ですし、状況が急激に変わる可能性もあると想定しておいた方が安全でしょう。