2024年9月18日は『魚座の満月』

満月のメッセージ

あなたが幸せになるために、まずお手本となる人を探してください。

2024年9月18日の午前11時35分、魚座の満月となります。また、前日(17日)の夜は中秋の名月です。10月にスーパームーンとなる1つ手前の満月ですが、十分に大きく明るい月を楽しむことができます。

あなたにとって居心地の良い場所、幸せだと思える環境を探せる時期。「私にとって必要なものは何だろう? もう合わなくなって手放すべきものは?」と心に問いかけてみてください。現在のあなたが持っている役割や評価されている立場から見ると「自由にやってみたいことをするのは難しい」と思いがちですが、最後にはご自分の勘に従うことになります。さまざまな夢や理想の中からあなたが何を選び取るのか、どうすれば現実のものとできるのか、感性のアンテナを鋭くしておきましょう。

今回の満月では、4つの星がカイト(凧)と呼ばれる形に並んでいます。太陽と月が中央の軸となり、太陽・天王星・冥王星が三角形(グランド・トライン)を形成するのです。欲しいものを掴み取ることにすさまじいエネルギーを注ぐ冥王星と、フリーでいたい天王星の影響の中、太陽は『本当に自分らしい生き方は何か?』と行くべき道を探しています。そんな太陽の背後にあるのが“私らしい幸せ”を望む月で、この月の願いを忘れないように注意しながら進んでいくことが大切です。

しかし今のところ太陽がやれるのは、憧れの存在である誰かのマネをして、その人物に似たストーリーを追うことだけです。そのために必要な情報を集めようと考えて、憧れている相手の成功体験が書かれた本やブログを読み漁ったり、セミナーを受けてみたりするかもしれません。それは「私もこれが欲しいな」「こういう人になりたいな」と意思表示することを意味しています。
誰かのマネをすることは意外とおもしろく、あなたはその行為に熱中するかもしれません。それはあなた本来の資質とは異なりますが、身に着けることで外見やふるまいが磨かれて、憧れの人と同じようになれたと思えるからです。

ただし、憧れの人をたくさん選んで同時進行でマネしようとしたり、「もっと素敵な人がいないかな……」と探し回るようなことは控えましょう。多くのことに手を出しすぎると全てが中途半端になり、成果が出ないばかりか疲弊することになりそうです。
世の中にはいろんな人がいて、自分だけの成功を求めるあなたに「そんなことしても無駄だよ」とか「あなたは間違っているよ」と言ってくることもあります。迷ったり疲れたりした時は、自分が“正しい”と思うものの先に、あなたに好意的で共感を示してくれるような新たなコミュニティが待っていると信じてください。