2024年12月1日は『射手座の新月』

新月のメッセージ

恐れを振り切った人だけが、理想へと近づける。

2024年12月1日の午後3時21分、射手座で新月となります。前回の満月(11月16日)のときにお伝えしたように、11月20日に冥王星が山羊座を去り、水瓶座へと移動しました。今回は冥王星水瓶座時代に入ってから初めての新月です。新たな時代の流れに乗っていきましょう。これまでの慣れ親しんだ環境が変わりそうで迷うこともあるでしょうが、社会をより良い形にしたいと誰もが願っているからこそ変化が起こるのだと思ってください。

自分の理想や特別な体験をドーンと表明したくなるけれど、その一方で恐れる感情も強くなってくる時期。「私なんかで良いのかな……」「偉そうにしていると思われちゃうかな……」などと考えてしまって二の足を踏むことになるかもしれません。
いざ自分の思いを話そうとしてもチグハグのように感じるというか、借り物の言葉でしゃべっている感覚や、無理に背伸びしている感覚があるために、つい黙ってしまいたくなりそう。ただし、そうなると限られた親しい相手だけに話すなど、安心できる人間関係の中でこじんまりとまとまってしまって、大きな実入りは期待できなくなります。

「私個人じゃなく、みんなを代表するような行動をしないと……」と難易度の高いことを考える、あるいは「私が先導したって誰もついてこないだろうから」と後ろ向きになる、といった方向にも向かいやすく、ギューッとブレーキがかかっています。それでも『これはみんなのため、私にとって大切な人達のためになること』と心から思えるなら、そんなあなたの直感を信じてください。

『社会のためになることは何か?』と考えることは、あなたに新しい体験を与えてくれます。それは純粋に人の役に立ちたい、自分が属する社会が好きだからそうしたい、という穏やかで優しい気持ちに根ざしたものです。そうやって社会にアプローチしているうちに、(社会からのフィードバックを受ける形で)あなた自身もいつのまにか変わっていきます。

「何かを革新していこう」と熱心に取り組む気持ちが根底にあると、あなたの社会でのふるまいにも思わぬ変化が生まれたり、否応なく周囲の目を引くオーラ(魅力や凄みのようなもの)が出てきたりもします。それを他者がどう受け止めて評価するのかは、その状況になってみないとわかりません。反発や衝突が起こることもあり得ますが、これまでどおりのやり方では通用しなくなるだろう日は近いので、変えていけるものは恐れずに変えていった方が良いでしょう。