落ち着いた環境に身を置いて、自分の本質を見つめたい。
2025年3月14日の午後3時55分、乙女座で満月となります。今回は皆既月食でもありますが、日本では月出帯食(夕方に月が欠けた状態で東の空から昇ってくる)で食の状態が最大でも10分ほどしかない上に、見られる範囲も北海道・東北・関東の東端・小笠原諸島だけなので、じっくり観察できる環境ではありません。次の皆既月食は9月8日の未明で、こちらは全国的に見られます。ゆっくりと観察を楽しむ機会は秋の初めまで取っておきましょう。
すでに一定の成果を手にした人にとっては、今まで取り組んできたことと少し距離を取ってのんびりと過ごしたくなる時期。自分の価値基準とのギャップがない生活をしたくなるので、結果的に人と会うことを控える、あまり他人と関わらなくていい環境に引っ込むなどの対応をする可能性もあるでしょう。理想的な生き方を見つけて、自分に合わない習慣などをやめるためには、他者からの影響を受けることに慎重にならざるを得ないのです。
「本当の自分とはどんなものか?」がはっきりしない、周りの人から決められたものかもしれないという感覚も強いかもしれません。けれども、自覚しづらいだけで実際には“あなたという人の本質”は定まっていますから、あまり不安に思わず気楽に行きましょう。
自由にドロップアウトできない状況の人にとっては、素直な感情とマッチした役割を与えてくれない(心のままに伸び伸びと行動させてくれない)仲間・職場・社会といったものにイライラすることがあるでしょう。いろいろ思うことはあれど、不満を抱くよりもみんなの気持ちをつなぐような“場の雰囲気”を作るために力を尽くす方が建設的です。それぞれに考えが異なっていても「共感できること・理解し合えることはあるはずだ」と前向きに取り組んだ結果が、いずれあなたへの恩恵となって返ってきます。ただし、その恩恵はあなたが思ってもみない全く別の場所から、別の形としてやってくるかもしれません。
他人が信じてくれなくても、今はあなたが自分自身の力を信じてがむしゃらに頑張ること。困ったときは、その道のプロが持つ情報や先人の知恵などを借りましょう。何があなたにとって必要か、心のアンテナを立てておけば気づけるはずです。そうやって得た知識を利用する際には、そのままの形ではなく少しだけ“あなたの色”を足してみて。あなたらしさを加えることで、学んだことに対して愛着が湧きますし、あなたと話した人達も「なんだか楽しそう」と好意的に捉えてくれやすいです。
「そんなことしてもムダなんじゃない?」と否定するような気持ちが生じたとしても、やってみるだけの価値はあるでしょう。恐れを振り切って行動しないことには何も始まりません。月食は大きな変容をもたらすもので、自我を生まれ変わらせることのできる重要なタイミング。何かが変わる節目と考えて、ご自分の心と向き合いましょう。